風邪が治らない、息苦しい、咳が止まらない、痰が出る、息を吸うとぜいぜいするなどの症状がある方は一度受診して下さい。
呼吸器系の病気の多くは咳、痰、呼吸苦、胸痛、喘鳴(息を吸うとゼイゼイ音がする)を伴ないます。また呼吸器の病気は、かぜ症候群から肺炎、肺がんまで多種多様です。
胸部レントゲン
一枚の胸部レントゲン写真からは色々な情報が得られます。循環系、呼吸器系、代謝系、骨の異常、先天疾患、などです。
肺結核は過去の病気ではありません、満員電車で通勤をされている方は年に一度は必ず検査をお受け下さい。
8週間以上つづく慢性咳嗽のある方は、何らかの基礎疾患を疑います。
放置せずに一度は精密検査を受けましょう。
咳
ご自分ではなんとも無いと思っている事、年齢のせいだと思っている事が実は慢性の呼吸器病かも知れません!
検査を受け、適切な薬を飲むと症状がぐっと楽になります。
また息切れは肺の病気だけではなく心臓の病気でもおこります!
Hugh-jonesの分類が臨床で使われますが、会話あるいは脱衣で息切れする、呼吸困難で外出できない人は一番悪い5度です。
休憩しなければ50メートル以上歩けない人は4度に当たり肺の検査だけではなく循環器の検査が必要になることも有ります。
共通して言える事は喫煙によって病気のリスクが大変増大するという事です。
喫煙者が吸入する主流煙だけではなく火のついたタバコから出る副流煙が低い温度で燃焼してより多くのベンゾピレンを排出し周りの人にも多大なる影響をあたえます。
愛煙家の方も大切な御家族を守る為にもタバコをやめるようにいたしましょう。
当院では胸部レントゲン検査、呼吸機能検査を実地し診断加療を行なう事で皆様の健康維持に協力させて頂いております。