外科の病気は広範囲に及びますが大切な事は「今、手術が必要かどうか」です。
当クリニックでは診察だけで手術が必要と判断した患者さんには検査を施行して無駄な時間を費やさず近隣の信頼できる病院に常時御紹介いたしております。
またすぐに手術が必要でないと判断させて頂いた患者さんに関してはレントゲン検査、超音波検査、血液検査、内視鏡検査を施行し内科的に加療いたしております。
また手の大きさ程度のヤケドや外科的処置の必要な怪我をされた患者さんは常時治療しております。
具体的には包丁で指を切った、巻き爪(足の親指の爪が食い込んで痛い病気)で痛い、皮膚の下に何かごりごりが出来た、皮膚が腫れあがって痛む、肛門の近くが腫れて痛いなどです。
左の写真は粉瘤の切除後です。(開いて有ります)
皮下にできる良性の腫瘍です、内部は嚢腫状になっており中には垢と脂がたまっていますので、しばしば細菌感染を起こして感染性粉瘤になることがあります。
粉瘤中に有棘細胞癌という皮膚癌が発生する事もまれにあります。
当院では常に患者さんの健康維持を目標に相談に応じております。
「こんな事を言ったらすぐに検査になる」と思い症状を言わない患者さんがいらっしやいますが、当院では十分な説明のもと検査か、経過観察か判断して治療を施行しておりますので何でもお話しになって下さい。
外科と言うと皆様にはあまり縁のない科だと思われていますが実際は大変みじかなものです。
日本人の5人に1人は盲腸(虫垂炎)で手術お受けております。盲腸はよく皆様に簡単な病気と思われておりますが、初期診断が遅れるととんでもない苦労を強いられます。
回盲部切除と言って癌と同じ様に大腸を切る事もありますし、また若い女性の方は不妊症の原因にも成りえます。
当院ではいつも皆様の健康を願って診療にスタッフ一同であたっております。
心配な事はいつでも御相談下さい。